世界は心の延長 コペル

最近、以前にも増して本を読めば読むほど、内的世界が一層豊かになる感覚がある。
さらに、内的世界が豊かになればなるほど、自分の置かれている現状、自身のコンディション、生活、習慣などのギャップに気づくことにもなる。
その違和感を頼りに、垢のようにこびりついた不自然な習慣、異常な欲求、自分で生み出してしまった居心地の悪さなどを一つ一つ剥がしている。
本はこうやって使うのかと、試しながら納得している。心の階層を掘り下げ、今までには見えなかった汚れに気づき、いたわりながら手放していくプロセス。
恥ずかしながら政治にも、ニュースにも、世界の動向にも余り興味が持てないが、「自分」という世界の問題事になら、いくらでも向き合える気がする。相手がどう来るか、をコントロールするよりも、自分がそれをどう見るかを整えていく方が遥かに簡単だと思っている。

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