佐古田「北の地」




旅の目的は人それぞれ。
「誰かにただ会いに行く」そんな旅があっても良いですよね。

エイチエス株式会社  斉藤専務様との「いつか北海道に伺います」という約束は、私自身どうしても守りたい特別な約束でした。
1月22日月曜日、肚読北海道に参加させて頂きました。(肚読の感想は近日、別の記事に書かせていただきたいと思います。)

北海道から名古屋に向かう帰りの飛行機の窓から、旅を振り返れば「北海道」への憧れ、遠い恋慕、懺悔。そんな祈りの旅であった気がします。

作家 宮沢賢治は最愛の妹トシが他界すると、失意の中で北の国 北海道、樺太を旅し、道中、銀河鉄道の夜その原案を思い巡らしたと聞き及びました。
妹トシの存在のゆくえを求める旅。
上記の逸話の真偽はわかりませんが、雪深い北海道
は、何処か私にも遠い「彼の国」の様に感じられながらも、離別した愛しい人との交信が許されている地、そんな風に思ったのかもしれません。

雪国は清く、美しい街でした。寒さが気にならない程温かく迎え入れてくださった斉藤専務様、肚読の皆様を今想えば、感謝の気持ちで一杯です。
いやあ、言葉がみつからないですね。感謝なんて言葉では言えません。ありがとうございました。

街で出会う人々のまっすぐな瞳は、妻からの無言の言の様で、なんだか旅の全てに感極まってしまいました。考え過ぎでしょうかね。
いやいや。

この北海道に伺えたこと一生忘れません。

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