「批判」元川

批判するのは 誰でも出来るぜ
コンプレックスの かたまり野郎♪

これは僕が好きなバンドの歌詞だ。もう20年以上前の歌だと今更ながら気付く。僕の中で頭から離れない、時々思い出す1曲なのだ。

何故思い出すのか?

それは僕がコンプレックスのかたまりだからだろう。
言葉では他人との比較はしていないと言いながら、本当はしている。特に金銭面でのコンプレックスは自分自身でも感じるときがある。

僕は金銭的に恵まれていないと思っている。実際に恵まれてはいない。僕より恵まれている人々が、何故行動を取らないのか?と思ってしまうのである。
それが「批判」となる。

色々な角度から視線を送ったつもりになり、さも「こんな見方もある」なんてことを言っているが、心に響かないのは、その出発点がコンプレックスから来てるからだろう。

今の人生は、今までの僕の選択の積み重ねによって成り立っている。だから今の現状を誰かのせいにするつもりは全くない。原因自分。

しかし、批判心は僕の心から溢れてしまっている。
冒頭の歌は、そういうとき頭に流れてくる。「コンプレックスのかたまり野郎!」と。

成功している奴等は自分のことばかり考えてないで、ちょっとは誰かのために尽くしてみろよ!

いや、自分のことばかり考えているから成功しているのか。

「情けは人のためならず」を地で行く人達なのだろう。最終的には自分に還ってくるから、人に情けを掛ける。全てが損得勘定ではないか。

あぁ、また批判をしてしまった。
自分のことは棚にあげて、人を批判する。
人を批判する前に、まずは行動あるのみ。

ただ、僕のことを批判することは大いに結構。僕は行き過ぎてしまうときがある。その批判が僕の心を正してくれる。有り難い。

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