「わらしべ長者」佐古田

先日の熊ちゃんの投稿をきっかけに、わらしべ長者がどんな物語だったかな、と再確認してみた。
実は私は昔話の大ファンなのです。

仏様からの啓示により藁を手にした若者が、西へ向かう道すがら、出会った人々と品物を交換し最後に長者になるお話。
シンプルに言えば「ついてる」話。
しかし、ツキとは何かを考えなければわらしべ長者の本質を汲み取れないかもしれないと思い、書棚のツキについて読み返してみました。

ついているとは、自然の法則に沿った生き方、と船井幸雄さんのご著書にあります。

主人公は、
●過ぎ去った過去に固執しない
●目の前の偶然を楽しむ
●初めから損得で取引をしない

など大人になった私達にも重要な教訓をおしえてくれます。(他にも大切な感情が隠れているかもしれません。見つけた皆さん、教えてくださいね。)

自然の法則と現代の社会の法則は重なっている部分もあれば、逸脱してしまっている箇所も多々あります。

昔ばなしは、古の日本の願いや道徳、叡智です。
いつも子供と一緒に観るのですが、この気持ち大切だよねという一致点を、知識ではなく感情に訴えかけるのが昔話の魅力だと思います。

追伸
私のオススメを紹介するなら
「とおせん坊」かな

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