「営業マン」佐古田
日々、沢山の人と出会います。営業マンです。
すごく丁寧な言葉だけれども、
「あっ、今は帰って欲しいんだな」と感じたり
「きたのか、バカヤロー」と、言葉は粗暴だけれどとても愛情深い人もいる。
そこが人間の面白さ、営業の楽しみなのですが、
「言葉はそこまであてにならないのでは?」と疑問も湧いてきます。
その疑問から、じゃあ真実ってなんだろう。本当の気持ちは何処に現れるんだろうと私は常に思いを巡らせていました。
あるとき、口から発する言葉だけではなく、言葉にならない情報が世の中には溢れていると気が付くようになったのです。
人には、ことばによる言語的メッセージと、表情や仕草に現れる非言語的メッセージがあります。この2つの膨大な情報は、発する本人さんですら自覚なく無意識に外の世界に表出している場合があります。
その言葉にならないメッセージ、兆しを自らの内、統計的関連付けをしているかもしれませんね。それを元に、「こう工夫したら喜んで頂けるかも。もしかして買って頂けるかもしれない…。」それが不思議なのですがよく当たるのです。
方法論といえば、方法論。しかし、そこから根源的な問いへ向かうことも出来ます。人を理解したい、わかり合いたいという思いが、相手への興味になりなぜという問いを立てるキッカケにもなります。
私は弓道をやっておりましたが、力めばうまくいくわけではありません。道理に身をまかせることで見える世界もあるようです。
市川さんのPodcastの発信や、ギタリストの服部さんのように、目に頼らない世界で人は敏感に情報を察知するのではないでしょうか。
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