「いただきます」熊谷
お腹が空いた。
さて、ご飯を食べようか。
そういった時に、日本人が言う「いただきます」
どうやら山の頂にいる稲作の神様に言うところから来ているらしい。
派生して頂くと戴くにつながる。
まだまだ知らないことは多いようだ。
なんと素晴らしい日々か。
さて場所は変わり、
先日滋賀に田植えをしに行った。
その家のおばあちゃんや息子さんに教えて貰いながら、手で稲を植えていく。
都会のガスとSNSに乗っ取られた身体は、2日がかりで泥に塗れて浄化されていった、気がした。
勿論お米はかなり多く食べてしまったのは言うまでもない。自分自身、あの量のお米が身体のどこに入っていったのかを思い出せない。「食えなんだら食うな」を読む前で本当に良かったと思う。
ただ一つ、おばあちゃんに笑ってもらえたのは今でも思い出す。
楽しかったのだ。
知らないことを知り、体験したこと。
知ってる間柄でも希薄になりつつある人間関係を吹き飛ばすが如く、知らない者同士でも笑いあえたこと。
朝日に打ち震えたこと。
また稲刈りの時に行くのだろう。
そして、言うのだ。
おばあちゃん、在り難う。いただきます。
と。
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