「心の置き所」半田

福岡逆もの講に参加させて頂いている半田です。

先日の逆もの講にて店長がこんなことを仰っていました。

「心を強くしたいのであれば、心の置き所を下に持っていきなさい。私は足裏まで持っていっています笑」

その場での私の感想としては
「"心を落ち着かせる"という言葉があるぐらいだし、確かにそうかもしれない。」
程度のものだった様に思います。

しかし、実際にここ一週間程度、心の置き所を足裏にと意識して生活してみると気付かされたことが2つありました。

1つ目は心の置き所を足裏にと意識して立つことで自然と地面が身体を下から押し返す力を感じられ、下から上に身体が伸びて、姿勢が良くなる。

2つ目は足裏まで意識を持っていくことで、身体の末端まで意識・感覚が行き届き、五感が研ぎ澄まされる。

姿勢が良くなると自然と頭が上を向いて視野が広がり、日を浴びることもできて幸せホルモンであるメラトニンが分泌されます。五感が研ぎ澄まされるときちんと周りからの情報を得られ、危機管理ができるということで、安心感が湧いてきます。

皆さんも目が見えない、耳が聞こえない、鼻が効かない、触れる感覚がないとなると不安になったり、落ち込んだり、イライラしたりすると思います。例としてお化け屋敷の様な静かで暗い建物の中なんて本能的に気を張ってしまいますよね。

我々現代人はスマホやPCに夢中で気が付くと下を向き、心(意識)は指先と頭のみに置かれやすくなっています。そうなるからこそ簡単に過激な言動をしてしまったり、攻撃的な感情やうつ感情を抱いてしまったりしているのではないでしょうか。

ここで我々ももう一度よく考えて、日本の古くからの良知である、心の置き所を肚に、そしてその先の足裏に持っていくという意識をしてみるべきなのではないでしょうか。

※なんだか理屈っぽい文になってしまいました。申し訳ないです…

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