「元日という区切り」佐古田



区切りのちからは、すごい。

そして、なんだか清々しい。

元日の透明な空気は、
去る年の胸の内を吹き消して
「今から、ここから」
祈りとも決意とも窺える沈黙を
我々に届けてくれます。

年々お正月『らしさ』が失われつつあると言われ久しいですが、今年は子年。始まりの年ですね。

古の英知に肖り
終わったものを終わらせ、始めるものを始める。
現実には既に終わっているが、胸の内、終わらないものに区切りをつける。

花を忘れ、種を撒きます。

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