「理解と理会」佐古田




え〜、最近、ソーシャルディスタンスがまだまだ必要ということですので、お酒とも間を空けたいな〜と思っている佐古田です。

世の中、リクツでなんでもわかった気になっていませんか。

ギリシャ哲学では、

●時間や空間を超え、閃き・直観で物事の中心を掴むのをレンマ学【理会】と表し、

●順序立てて、時系列に分解、数値化し分析するのをロゴス学、【理解】と表したと。

昨今の時代、
あまりにもロゴス学が強くなり、覆い隠されてしまったレンマ学。

なんでも数値化し理解しようとすれば、それは真実から離れていくんじゃないの…。

いわゆる専門家の人たちは、科学で説明できると言うけれど、愛や安らぎ、慈悲心や義理・人情も数値化してしまうのでしょうか。
幸福感は脳科学でドーパミンやオキシトシンだけで割り切れる時代にこれからもしていいのか。

愛する人の形見は数値化できません…うーん、プライスレスって昔のCMみたいですね。

火を発見した原始人も
ニュートンも
アインシュタインも
直観による閃きから、何かを会得したはずだ。


平成の時代は損得や効率で駆け抜けてきたロゴス学の30年だった。私も平成ど真ん中世代だが、読者の皆さんの実感はどうだろうか。

令和の時代ははロゴスとレンマの調和の時代にしたい。利益の最大化を追求する時代は終わりを告げ、「豊かさ」と「人間らしさ」が両立する時代を築いていかなきゃいけない。もちろん、私たちが、だ。



最後に清水店長が紹介されていた道歌を。

手や足の汚れは常に洗えども心の垢を洗う人なし
(こころを洗いますより引用)




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ベルテンポ高萩さんの動画もすっごくおすすめです。


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