名古屋逆のものさし講



ガラガラポンというのは、このような社会状況を指すんだろうな、なんて考えつつ普段通り生活している佐古田です。普段通り…は、言い過ぎかな。

逆のものさし講名古屋の音源を頂いた。
みんなに会えないのは残念だが、今出来ることをして今を過ごすしかないのだ。みんな、ありがとう。

今回小川さんの重心を掛けた言葉は「贈与」だった。声には熱があり、ふくらみがある。
仕事をしながら聞いたが、イヤフォン越しの声からも、静かに伸びやかさが伝わり、きっと小川さんはこの道を行くと決めているんだろうな、という「らしさ」を感じさせてくれた。みんなの声が愛おしく感じる。

武術には詳しくないが、守ろうとするほど硬くなり死に体になると聞いたことがある。むしろ死生は天に委ね、自由自在になると見えるものがある。
苦しい時、「助けてくれ!」と叫ぶか、「周りにも困っている人がいるんだ。他者のため出来ることは無いのか」と、敢えて守りを手放す。捨てるのではなく、手放してみる。もう一つの視座にて、当日を迎えることが出来るかどうかが、困難な瞬間を生き抜く分かれ道だと私も信じたい。

困難は避けようが無いなら「事前準備」。災害に防災グッズを用意するように、今までもこれからも有事に備える自分であれ、そう生きる。今こそ自らを律し、背骨をしゃんとしたい。

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