佐藤孝一さん 珠玉の一冊 (名古屋逆もの講)
光陰の刃 西村健著
こちらの本は小説です。
概要を書かせて頂くと、実業に生きる団琢磨と血盟団の指導者井上日召の話です。
二人に共通するのは、日本をもっと良くしたいと情熱をもって生きたことです。
明治から昭和にかけて激動の時代を生きた人間を描いています。上記の二人以外にも色々な人間が登場してきます。本当にかっこいい生き方をした人間ばかりです。「かっこいい」と言われる言葉は結構大事で、見た目のかっこよさもあると思いますが、それよりも「かっこいい生き方」はそれの何十倍、何百倍人を魅了すると思います。
この小説に登場してくる人間と同じように生きることは、私自身非常に難しいと感じます。ただ、根底を流れている情熱、思いを吸収することは可能であると思います。
ぜひとも読んで頂きたい一冊です。
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