悪の箴言(マクシム) 鹿島茂

こちらの本、人間の中にある悪を肯定しています。
こちらの本の中で頻繁に出てくる言葉があります。
それは、自己愛です。自己愛について説明されている文章がありますので、一部抜粋します。~文章、絵画、彫刻、写真、落書き、ブログ、ツイッター、フェイスブック、会話、すべては、「ドーダ、凄いだろう。こんなに凄いおれ(わたし)を褒めてくれ!」という叫び」の現れなのです。~抜粋終了
以上のことを著者は、「ドーダ」と命名されています。
いや~すっきりする言葉です。本当ににその通りだと思います。特にSNSにより現代は、「ドーダ」であふれています。
私自身もこちらの文章を書いている時まさに「ドーダ」です。(笑い)人間ならもうしょうがないです。この「ドーダ」を隠そうとするからおかしなことになる
のでしょう。
まずは、「ドーダ」を認める所から始めてみるのはどうでしょうか?
すっきりする本です。

佐藤孝一


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