自殺について ショーペンハウエル著
今回初めて本を紹介させて頂きます!
今回ご紹介させて頂きます本は
アルトゥル・ショーペンハウアーの
『自殺について』です。
題名からして危ない雰囲気を醸し出しておりますが、決して自殺を幇助する内容ではないことを皆さまに知って頂きたいです。
題名も「魂について」という題名がいいのでは?といった内容でございます。
アルトゥル・ショーペンハウアー
(1788年2月22日 - 1860年9月21日)
ドイツの哲学者であり、
主著は『意志と表象としての世界』
『幸福について』『読書について』などなど
「人間はいかにして生きるかといった」命題をもち生きた哲学者であります。
そして、インド哲学 、仏教精神を深く探求した思想家でもあり東洋思想(無について)が垣間見る箇所が所々にあります。
何箇所か引用させて頂きます。
「自殺について」の項に
重苦しい怖ろしい夢の中で不安が最高頂に達したその瞬間に、他ならぬこの不安それ自身が我々を目覚めさせてくれる、かくして夜の一切の魑魅魍魎は退散する。それと同じことが人生の夢の中でも起こるのである。不安の最高頂が我々にこの夢を破る事を強いる時に。
「我々の真実の本質は死によって破壊されえないものであるという教説について」では
君が死んだ後には、君が生まれる前に君があったところのものに、君はなることだろう。
と書いてあります。
魂について深く考えさせていただける
おすすめの本です。
山田航平
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